中国旅行へ行った時に見かけたことのある企業の株式を購入できることも、中国株の魅力の1つだと言えるでしょう。経済の発展が著しい中国では、中国政府の方針が内需へと転換すると言ったことで、消費関連の中国株はとても注目を集めていると言えます。日本ではあまり馴染みのない中国の企業ですが、今後はその名を聞く機会が多くなってくるかもしれません。こうした企業に今から投資しておくことは、投資家の方々にとっては大きなチャンスだと言えるでしょう。ここでは日本ではあまり馴染みはなくても、中国本土では馴染みのある企業を幾つか紹介していきます。
- 中国電信(チャイナテレコム)
- 中国国内の大手総合通信サービスの1つです。中国国内では2000年をサカイに携帯電話の加入者数が増加してきており、2012年には携帯電話の加入者が10億人に到達したとも言われています。今後は従来の携帯電話からスマートフォンへと携帯電話の利用も変わっていくと推測され、今後はさらに成長していくのではないかと言われています。中国最大の携帯電話キャリアである中国移動(チャイナ・モバイル)も注目しておきたいですね。
- 瑞声科技
- 上で書いた中国電信に関連している音響メーカーです。iPhone4などスマートフォン端末の電子部品の製造を手がけている会社であり、株式の売買単位が2000株から500株へと変更されたことで投資しやすくなった企業だと言えます。
- 東風汽車(ドンフォンモーター)
- 中国の車メーカーです。商用車やトラックなどの製造に強く、日本のホンダや日産、プジョー、シトロエンなどとの合併会社を持っているメーカーです。今後は、高級車や電気自動車の製造に力を入れていく経営方針を打ち出しており、2015年までには自社ブランドの電気自動車を販売する計画を打ち出しています。