中国株の取引で利益を出した場合、その利益にかかる税金はどうなっているのでしょうか?基本的に中国株と言っても株式の取引によるものですので、利益が出た場合は当然のことですが、日本株の取引と同じように税金がかかることになります。

この中国株の取引で出た利益に関する税金は、日本の税制が適用されますので、基本的には国内株と同じ扱いであると考えておくと良いでしょう。2013年現在では、中国株の譲渡益で発生した利益に10%、配当金に10%の税金がかかることになります。ただし、2014年以降には税金が20%となる予定ですので、覚えておくと良いでしょう。

税金を支払う時には証券会社からの取引報告書を元にして損益の計算をし、確定申告を行う必要が出てくるのですが、特定口座を使うことで税金の支払いが便利になります。中国株の証券口座を開設する時には、一般口座と源泉徴収ありの特定口座を設定しておくことで、税金の計算や支払に関する手続きなどを証券会社で代わりに行ってくれるため、ややこしい計算をする必要がありません。

また、特定口座を利用して確定申告を行うことで税金の負担が軽くなる場合があるので、この点でもお勧めだと言えます。中国株を取り扱っている証券会社でこの特定口座に対応している証券会社と言えば、マネックス証券、SMBC日興證券、内藤証券などがあります。これらのことから、基本的には手間を軽減する為にも特定口座を利用するようにしておくことをお勧めしておきます。