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香港の銀行口座を徹底活用するセミナー 参加メモ
第1部が、「グローバル化時代の資産運用」の浅川夏樹さんと「ドバイ株投資完全マニュアル」の著者であり、WITVのプロデューサー石田和靖氏のお二人による、HSBC香港を中心とした香港の銀行を利用したオフショア投資の話。第2部が「中国に人民元はない 」の著者・エコノミストの田代秀敏氏の中国経済についてのマニアックな話。
4時間という長丁場のうえ、初めて尽くしの話が満載で、すぐには理解していけない点も多く、最後のほうは頭ぼんやりしてきちゃいましたが、その濃厚な内容は、まるでとんこつ味のようなセミナーでした。
全ての内容をお伝えすることは、私の理解力を超えてたところも多くてムリなのですが、セミナー中にとったメモをもとに、特に気になった点について備忘録を残しておきます。
※あくまでも、さますのの理解というフィルターを通した内容です。誤解・漏れ・記載ミス等ある恐れもありますので、その点をご了承のうえ、ご覧くださいね。
まずは第1部の香港銀行口座を使ったオフショア投資の話から。
◆ 一括投資と積み立て投資の戦略の使いわけ
一括投資は、
・安心して放っておけるもの
・価格が基本的に右肩あがりで、騰落が少ないもの。
・安定した配当利回りを狙う場合
なものへ投資する場合に向いている。
例として、PIMCO Total Return Bond FundやSTUDENT ACCOMMODATION FUND。
後者のファンドは学生寮に投資するファンド。
学生寮の家賃は前払いなので、滞納のリスクも少ないそう。
金融危機もどこ吹く風で、年率10%前後のリターンを安定して出してます。
「なんて素敵な商品なんだ!」とその場にいた誰もが思ったと思われますが、このファンドは、いつでも買えるわけではなく、保有してる誰かが売りに出したくれたら買えるんだって。
滅多に出物はないようですが、去年の金融危機の折には、売りが出たらしいです。
一方、積み立て投資のほうは、騰落が激しいものにむいてる。
たとえば、新興国とかコモディティとか。
一直線に右肩あがりで10年後に3倍になったAファンド、激しい騰落を繰り返しながら2倍になったBファンド、ずっと右肩下がりで途中から盛り返し、やっと元の価格に戻ったCファンド。
積み立てしていくと、どのファンドが10年後の保有資産が大きくなると思いますか?
"私はBか?"と思ったんだけど、正解はC。
10年たっても価格は上がってないのに、保有資産はいちばん大きいなんて不思議。なんだか騙されているみたいだ(笑)。
ユニット数を増やしていく戦略ってのは、そういうことなのかと認識を改めた次第。
◆ Real Aseetへの投資
資源・エネルギー、食糧、貴金属への投資ですね。まさに最近の私が気になってるテーマ。
WITV用に録画された、とあるコモディティファンドの方の話では、
・ここ20年ぐらいの間は、金融商品のほうがReal Assetよりも価値があがる時代だった。 しかし、時代は変わった。発想の転換が必要。
・Real Assetを対象した商品を、ポートフォリオの20~30%くらい振り向けてもよいのではないか。
レアメタルは、次世代自動車・太陽電池・燃料用電池など次世代エネルギー関連にも必須。
先日、参加した浅川さんのセミナーとかぶるところもあったので、そちらも参考にしてください。
◆HSBC香港の利用
後半のラップ口座との兼ね合いもあって、海外金融機関への入出金のためのハブとして使うイメージ。
・HSBC香港で積み立てをしたい場合、オンライン申し込みだと香港の住所を入力する必要がある。でも、英文レターで郵送申し込みなら、香港非居住者でもOK。
ただしスタートはすぐにできるが、解約や積み立て額の変更に手間がかかるらしいです。(時間がかかる? ちょっと、ここは何がどう不都合があるのか、いまいちはっきり分からなかった。)
・5万HKDの定期預金の担保があればクレジットカードが作れる。(非居住者でもOK。郵送では×)
マン島のロイズは与信がなくてもOKで、口座を開けばVISAつきのデビットカードが送られてくるそうな。
◆ ラップ口座について
私は、そもそもラップ口座とはなんじゃらほい、というレベルだったので、ちょっとシステムが分かりづらかった。 (日本の証券会社が近年つくっているラップ口座とは、まったく別ものです。)
内容は、浅川さんのHPの内容と重なるところも多いので、まずはそちらを。
・ラップ口座を開設できる金融機関としては、FRIENDS PROVIDENTが総合的に見てお勧め。
・ラップ口座の契約は、金融機関とライセンス契約を結んだ代理店を通して行う。
機関投資家なみの手数料でファンドが買えるというのがウリのひとつみたいですが、資料に書いてあった諸経費を見ると、積み立て額が月に2万とかショボすぎると、意外と割高につく気がします。
資金力や、どの程度のリターンのファンドのラインナップが揃ってるか(もしくは、自分のPFに組み込むか)によって、ラップ口座の有利さを活かせるかどうかは変わってくると思うので、本気で検討するなら、コンサルタントを受けてから決める必要があるのかなと思いました。
資産はあるけど、忙しすぎて、いちいち自分であちこちに口座を開いて、ファンドを買ってなんてやってられないという人に向いてるシステムかもしれないですね~
ちなみに、金融機関が倒産しても、マン島登記のものなら、法律で90%の資産保全がなされるそうです。(法律さえ変わらなければ、ね。)
◆ その他
・ヘッジファンド
浅川さんはPFの5%以下にしている。これ以上になると、万一破綻した場合のリカバリーが難しくなると考えている。
情報開示がないため、突然破綻するリスクも抱えている。昨年は、償還停止となったファンドも多い。
・トレンドが下向きのときはショートETFでヘッジをかける。
浅川さんは、米国債のショート(例:ProShares UltraShort20+ Year Treasury)に注目。
・石田さんの最近の注目は、天然ガスの権益に投資するもの。
このセミナーシリーズで、また第2回があるそうなので、また期待したいところ。
浅川さんが、ラップ口座以外で、どこでどんなファンドを購入されているのかも、次回は具体的にお聞きしたいところですね。
浅川さんは、新刊の準備もされているそうで、そちらも楽しみです☆
それにしても、今回は100名近くの参加者がいたとか。申し込み締め切り後も問い合わせが多くて、急遽おおきな会場へ変更になったんですよね~。 こんなマイナーな内容なのに(笑)
ま、私が興味を持ってる時点で、すでにマイナーではないのかもしれないですが、ちょっとビックリしました。
第2部の中国経済についての田代氏の熱い講演の内容は、別記事にわけます。
WITVで、このセミナーと関連したコンテンツがUPされています。"HSBCとシティバンク、どっちがいい?"は無料視聴できますよ。
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