ホーム資産運用(国際分散投資)全般ETFやファンド(投資信託)一般 > 二重課税の問題も浮上?MSCIコクサイETF&エマージングETF 東証に上場。

二重課税の問題も浮上?MSCIコクサイETF&エマージングETF 東証に上場。

最近、あちこちのブログやニュースなどで取り上げられているので、ご存じの方も多いかと思います。

・東証: 複数国の株式市場にまとめて投資できる外国株ETFが初上場

ETF投資戦略 最強のリスク&リターン・バランスを実現する MSCIコクサイは、日本を除く先進国22カ国の株式市場をカバー、MSCIエマージングETFは、BRICsを含む新興国22カ国の株式市場をカバーしています。

つまりは、TOPIXとこの2つを組み合わせれば、全世界の株式市場への投資が、ほぼカバーできるというわけで。

この組み合わせの場合、その構成比率を、各自の要望に合わせて調整することもできるので、バランスファンドよりも自由度が高く、わたし好みです。

これまで、MSCIコクサイETFとMSCIエマージングETFへの投資は、楽天証券などを通じて、米国市場のETFを使っている人が多かったと思うのですが、為替手数料がかかったり、特定口座の対象じゃなかったりという"不便さ"もあったんですよね。

その点、東証に上場したやつを使えば、為替手数料や特定口座の問題をクリアできるので、けっこうよいかなと私も思ってました。

ETF(上場投資信託)の授業

唯一の懸念が流動性の問題(基準価格からの乖離にもつながる)だったのですが、個人投資家の皆さんの評価も高そうでしたので、意外とみんな利用してくれて(機関投資家が、どれだけ入ってくるかが大きいとは思いますが)、流動性もマアマアになるかも・・・・なんて期待もしたりして。

でも先日、こちらのブログの記事を読ませていただき、"うーん。ちょっと待てよ・・・"と考え直してしまいました。

国内に上場するETFの二重課税の問題 -乙川乙彦の投資日記

乙川さんの記事で紹介されている山田たろう氏の記事が、議論の発端になっているわけですが、要点としては、


・ETFで、株式へ投資される部分については、配当が現地課税されてしまう。
・米国株の場合は、配当への税率が30%(!)
・米国上場ETFと異なり、東証のものでは、外国税控除のより、現地課税を取り返せない。

見た目の信託報酬が低くても、この税務上の問題により、実質的には隠れたコストが発生する可能性があるとのこと。

まだ運用前なので、どのくらいの比率で株式への投資となるのか分かりません。実際のところは、運用後の状況を見ないとなんともいえない状況だと思います。

でも、流動性の問題に加え、こうした問題を含む可能性があるということであれば、運用開始後1年くらいは様子を見たほうが無難かな・・・・と個人的には判断。

海外へ投資できるETFが、どんどん東証へ上場していますが、為替手数料不要や特定口座対応といった利点があるにもかかわらず、積極的にな切り替えに、現状では私も踏み切れてません。

信用取引ができるので、空売りに使うという利用法が、いちばん使えたりして・・・^^;  あ、でもそれも、今はCFDでやったほうが効率いいのかな? (←今いち、よく分かってない・・・)

▽海外に上場されているETFを利用するアグレッシブ派にはコレ! 海外ETFって、これほど充実しているのか!と驚かされます。

ETF 世界を舞台にした金融商品
ETF 世界を舞台にした金融商品 (現代の錬金術師シリーズ)
おすすめ平均
stars読んでいて楽しくなる本
stars実践的な啓蒙書

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

<< クイズに答えて8万円!?  |  なげやりの"中国株の基礎知識"を改訂しました。>>


ブログのTOPページへ | 2010年1月11日 10:45

トラックバック(0)

コメントする

powerd by 楽や
powerd by 楽や

1冊でのお求めはこちら。
セブンイレブン受け取りなら1冊から送料無料

雑誌のちら見・無料見本誌もあります。

お気に入りブログの更新情報


このブログの更新情報をメールで受け取ることもできます。メールアドレスを入力してください



Powered by ブログメール
プライバシーポリシー

最近のコメント

このブログについて

投資初級者”さますの”が、気になった投資ネタや勉強したことを中心に書いています。

中国株ネタが中心ですが、2009年は”現物投資””コモディティ(資源・食糧)””海外口座活用”を中心テーマに勉強していきたいので、そちらの話も少しずつ。

大きな流れをきちんと捉えることができる投資家が目標。 「どんな時代になってもハッピーに過ごしたい。」「夢を叶える生き方をしたい。」 そのための資産運用です。

このブログ記事について

このページは、さますのが2010年1月11日 10:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「クイズに答えて8万円!?」です。

次のブログ記事は「なげやりの"中国株の基礎知識"を改訂しました。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Profile

HN:さますの
職業:リアルタイムな取引に参加できない、平日昼のお仕事です。

定期預金ひとすじの人生でしたが、ようやく投資に目覚めました。初心者なりに思うところあって、2003年11月から中国株にも投資しています。

先のことは分からないので分散投資が大好きですが、今後は資源・食糧・貴金属などへの投資を増やしていく予定。

時間的・能力的・資金的、そして性格的にムリのない投資がモットーです。

寒いのが苦手なので、冬は南の国で暮らすのが将来の夢。やりたいことに挑戦できる自分でいたい。

さますののサイト:

主要指数や為替など

中国株主要指数
NYダウ


為替&本日発表の経済指標

主要指数&商品
with Ajax Amazon