| 中国株のリスク〜市場規模、情報の問題、外国株のリスク〜 |
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6.市場規模が小さい。中国株は、以前に比べると、市場規模が大きくなりましたので、大型株に関しては、流動性についての心配は、ほとんどないと考えてよいと思います。ですがB株市場については、市場規模が小さいため、注意が必要です。また、1.でも述べましたが、国の政策によって、大きく株価が動く傾向がある以外に、ちょっとしたニュースや市場懸念でも、思った以上に株価が大きく動きます。 また、銘柄によっては、売買の規模が小さすぎて、取引が成立しないこともあります。「売りたくても、売れない。」というリスクが発生することもありますから、出来高が極端に少ない銘柄は、特に注意が必要です。 7.日本株よりも情報が得にくい。これは、企業の情報開示に問題が残るという点ではなく、日本人であり、日本に住んでいるという点での不利益を指しています。日本に住んでいれば、日常の生活の中で、知らず知らずのうちに日本企業の情報というのは入ってきているものです。「ここの商品はいい。」「ここの商品は、いまいちだ。」など、生活の中で、意外なほど情報を得ていることに、中国株を始めると気づかれると思います。実際に中国に住んでいる人や現地の情報を得られる人は別として、情報源は本や証券会社、ネットなどからの情報となります。 そして、大多数の人は、日本語で情報を得ることとなると思います。この場合、中国語から日本語へ翻訳される段階で、すでにバイアスがかかる可能性がありますし、編集の段階では、もっとバイアスがかかる危険があることを認識しておく必要があるでしょう。誤訳の可能性すら、けっして低くはないのです。 また、ネットの普及により、情報速度はずいぶん速くなりましたが、それでも現地在住の人に比べると、やはり不利です。(日本語に翻訳されるまでにも、タイムラグがもちろん生じます。) とにかく日本在住の日本人、とりわけ語学が苦手だったり、現地事情に通じているわけではない、私のようなフツーの日本人の場合は、中国株の最前線にいる人たちに比べると、情報の面では、かなり不利な立場にあることは認識して、リスク管理を行う必要があると思います。 以上のような不利な立場であるのに加えて、「中国には中国の常識がある」ということも知っておく必要があるでしょう。(人民元の海外への持ち出しに制限がある、、旅行の制限がある、外国の株を買えない、すべての土地は国有地であることなどなど。) 5.外国株に共通のリスク・為替リスクこれは、中国に限ったリスクではありません。株価が下がらなくても、円高が進めば、為替による損失を被ることになります。 ただし、将来、人民元の価値が上昇すれば、今のうちに株を買っていた人にとっては、そのリスクは非常に小さいものになると思われます。 ・証券会社の破綻や中国株取引からの撤退 現在は分別保管が義務付けられていますので,証券会社が破綻しても,通常は自分の権利は保証されているはずです。ただし何らかの異常事態やタイムラグにより,分別保管がなされていない場合もありえます。また株式は混蔵保管されるのですが,この保管先が,現地(中国株の場合は,中国)の保管機関で現地の法律が適用されるということで,日本株の場合よりもリスクを感じます。 証券会社の破綻によっても保有株式の権利が,きちんと保証されるのかどうかを,明確に記している証券会社を見たことがないので,この辺りのことについては,直接問い合わせて確かめてみようと思っています。→2004年4月,確かめました。詳細はこちら。 また、中国株取引に参入してみたものの、思ったよりも採算がとれずに撤退するという可能性もありえます。(過去に、Meネット証券が米国株取引から撤退した事例があります。)
私が調べた限りでは、以上のようなものが主なリスクとして挙げられていました。もちろん、これ以外のリスクもあると思います。 |
”ビギナーさん向け おすすめ中国株の本”も参考にしてくださいね。
参考書籍:いいちばん賢い中国株、日本株より儲かる中国株大成功ノート、中国株の新しい常識35など
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