2007年の急騰により、中国株は大きな話題となりました。07年の中国株の好調ぶりを見て、「中国株ってどうなんだろう?」「中国株、やってみようかな。」と興味を持たれた方も多いと思います。
でも、「バブル」とも言われた中国株。2008年は、いよいよ北京五輪を迎える節目の年でもあり、「果たして、今から始めても大丈夫なのか?」という不安もあることでしょう。
結論から言えば、長期的には、中国に世界のお金が集まり、中国株の株価が上昇していく構図には変わりがない、というのが一般的な見解です。
もちろん、中国が今後、経済成長を続け、先進国の仲間入りをするまでの間には、かなりの紆余曲折があることは覚悟しなくてはなりません。株価が大きく下落することもあるでしょう。2008年初頭から、すでにかなり乱高下気味ですが、これ以上に大きな波乱もあり得ます。
しかし、中国株の魅力のところで挙げたような長期的な将来性については、現時点では、変わりはないと言えますから、中国の長期的な将来性に賭けることができるなら、中国株は、今から始めても決して遅くはないと思います。
短中期的には下落のリスクも想定する必要があるが・・
でもここで、余計なお世話なのを承知で、ひとつ忠告させていただくならば、昨年のような株価上昇が、今後もずっと続いていくという前提で、中国株を始めるのはやめたほうがいいでしょう。
もちろん、去年のような急騰相場が、今後も起こる可能性は少なくありませんが、つねに2007年のようなパフォーマンスをあげることを期待するのは、現実的ではありません。「上がることもあれば、下がることもある」「良い年もあれば、悪い年もある」・・・これは、中国株だって例外ではないと思います。
「短中期的な中国株の見通し」やで触れたように、現時点で、目先の動向は不透明感が強いようです。これから中国株を始める方は、さらなる下落のリスクやご自分のリスク許容度も踏まえたうえで、参入の時期を見計らうことも必要かもしれません。
一般的には、遠い将来の予想のほうが、短期の見通しよりも不確実性が高い傾向にあるはずですが、世界的に金融不安が続く、現在のような局面ですと、短中期の予想のほうが難しい感じです。また、中国株の場合には、中国政府の思惑ひとつで、株価の方向が急激に変わる要素が大きいため、短期の予想がしにくいという事情もあります。
中国株の場合は、長期的に見た大きな流れから考えたほうが、投資の決断はつきやすいかもしれませんね。
中国に期待するものによっても変わってくる
けっきょくのところ、
”あなたが、これから中国株を始めても遅くはないかどうか”という問いへの答えは、”あなたが、中国の将来性を、どのくらい信じる(期待する)ことができるか”にかかっていると思います。
あなたが、「中国は今がピークで、今後は下落傾向だ。」と思えば、今から始めるのは遅いし、少なくとも、「あと数年は大丈夫だろう。」とか「長期的には、中国は成長していく。」と思えれば、今から仕込み始めても遅くないということになります。
「そんないい加減な・・・」というツッコミは承知で書いているのですが、結局は、コレにつきるんですよー。^^;
すでに中国株をやっている人でも、中国との関わり方などは千差万別ですから、人によって、中国への期待度にも差が出てきます。そして、その差が、投資スタイルや中国株への比重のかけ方にも現れてきます。
私自身も、長期的な中国の安定成長に大きな期待を持っているからこそ、中国株へ投資をしています。中国の将来性を考えると、資産運用のポートフォリオに、中国株を入れておくことは必須だと考えていますが、100%シナリオ通りにいくとも思ってないので、万一のことを考えると、中国株に投資資金の全てを入れる度胸はありません。(このあたりは、中国株投資家の間でも、温度差があるところだと思います^^;)
このあたりのサジ加減は、投資スタイルによりますし、中国に何を期待するかによっても変わってきますから、一概には言えないところですよね。(去年の中国株のように、短期で大きく稼ぎたい方は、見通しが不透明な状態では撤退、底打ちを確認してから参戦するのがセオリーでしょう。)
あなたが得た情報をもとに、「中国の将来性をどのくらい信じることができるのか?」「これからの中国株に期待できることから、あなたの資産運用に、中国株を組み込む必要性はあるのか?」ということを考えたうえで、「今からでも遅くないのかどうか?」ということを考えてみてくださいね。
→2008年の中国株について、私の個人的な考えについて
(お約束ですが、投資は自己責任で♪)